
自覚している。或いは、周囲にこんな人はいませんか?
「何度も聞き返すと嫌がられるから、分かったふりをしてしまう」
「雑音の中だと、隣の人の声さえ判別できない」といった自覚あるもの
「何回説明しても理解できない・理解してくれない」
「話してうなずいていたのに全然わかっていない」
「天然なのかと思う回答や質問にたいするズレが頻繁」
「話しかけても反応しにくい。」
「会話のテンポに間がある事が多い」
といった事を周囲の人に思ったことはないですか?
おそらく、はその人のキャラクターとかとして認識して気にしていない事も多いです。
気になって悩んでいて、病院などに行っても
「耳の検査では異常なし。でも、相手の話が聞き取れない」
と言われることがほとんどです。
そして、
そんな方が、実は昔からかなり多くいます。
実はそれ、
耳の問題ではなく、
脳による「音の翻訳エラー」かもしれません。
これを聴覚情報処理障害(APD/LiD)
最近は、「聞き取り困難症」と呼んでいます。
これまでは
「集中力がない」
「やる気がない」
「コミュニケーション能力が低い」
「内気な性格のせい」
と個人の資質のせいにされがちでした。
1.【一般的になされている「4本柱」の対処法】
現在、APD(聴覚情報処理障害)へのアプローチとして、主に以下の4つの柱が推奨されています。
・環境調整(負荷を減らす)
雑音を遮断し、静かな場所を選ぶこと。
相手に「正面から、ゆっくり、はっきり」
話してもらうよう協力をお願いすることが基本です。
・補助機器の活用(ツールで補う)
ノイズキャンセリングイヤホンや、
音声をリアルタイムで「視覚化」する文字起こしアプリを併用し、
耳だけの情報に頼らない工夫をします。
・聴覚トレーニング(スキルを鍛える)
雑音の中で言葉を聞き分ける訓練や、
聞いた内容を要約する練習を行い、
聞き取りの「筋力」を補強します。
・心理的支援(心を守る)
「聞こえないこと」への不安や自己否定を和らげるカウンセリングや、
併存しやすいADHD・ASDなどの特性に合わせたサポートを受けます。
また、日常生活では
「前の席に座る」
「大事なことは文字で共有してもらう」
「近づいて目を見てから話す」
といった、得意なチャネル(視覚など)を積極的に使う工夫が、
自尊心を守りながら生活するために重要だとされています。
2.【でも、ここが抜けています】
これらの対処法は、生活を支える上で非常に大切です。
しかし、これらはあくまで「環境を整える」か「外側から補う」ためのもの。
ここで一つ、問いかけてみたいのです。
「なぜ、あなたの脳の処理システムは、それほどまでに余裕を失っているのでしょうか?」
しかし、どれだけ集中しようとしても、どれだけ気合を入れても解決しないのは、原因が「脳の処理システム」にあるからです。
多くの対処法が「外側の工夫」に終始する中で、「身体の内側のつながりそのものを整える」という視点が、実は抜け落ちてしまいがちなのです。
私たちは、耳(マイク)で拾った音を、脳(CPU)で言葉として理解します。
APDの方は、マイクの性能は抜群なのに、
脳へ送る配線や、脳内での「音と意味の紐付け」にエラーが起きている状態なのです。
- 【神経・脳・全体性の視点】
脳内では、常に膨大な情報の交通整理が行われています。
APDの状態を私の経験と視点で翻訳すると、
前段階として
難聴やミソフォニアなどの聞こえそのものの問題を解決する。
その上で次の2点あります。
1つ目は「脳が音の主役と脇役を分けるのが苦手な感じ」と
2つ目は「音を言葉として理解できない事」です。
背景音と声の混濁
カフェのガヤガヤと、目の前の人の声が同じ音量で届いてしまう。
情報の時間差
音は届いているのに、意味に変換されない。
或いは
変換されるまでにコンマ数秒の遅れが生じる。
私自身、調子の悪い間は「透明な分厚いカーテン越し」に声を聞いているような感覚がありました。
これは脳が音を処理しきれず、世界との間に「情報処理の壁」ができてしまっているような状態だったのだと、今なら分かります。
- 【だから、こう感じる人が多い】
「一対一なら大丈夫だけど、会議や飲み会だと途端に孤立してしまう」
「指示を一度で理解できず、仕事に自信が持てない」
「対策を頑張っているけれど、結局一日が終わるとヘトヘトに疲れる」
「工夫をしても、しっかりと聞こえる感覚が持てない」
そう感じるのは、あなたの努力不足ではありません。
あなたが外側の対処だけでなく、
「内側の回路の交通整理」を
必要としているからかもしれません。
脳が「音」を処理することにエネルギーを使い果たし、
肝心の「内容を理解する」ためのリソースが残っていないだけなのです。
- 身体を整え、つながりを取り戻す
この状態は、単に「耳」の問題として捉えると解決策が見えませんが、
「身体・神経・脳のつながり」として捉えると光が見えてきます。
脳の過敏さを抑え、情報の通り道をを整え、
スムーズにやりとりできるようにする。
そうすることで、
見えないカーテンが少しずつ薄くなり、
世界との距離が縮まっていく「感じ」を、多くの方が実感されています。
日常生活をもっと楽に過ごしたい
そんな方は施術を受けてみてください。
弁天カイロプラクティックオフィス
06-6572-8281